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ねこのおしっこを管理できるIoTトイレ「toletta」を導入してみた:ななみんのIoTおうちハック

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楽しみながら、たまに失敗しながら、IoTハウスを作る「IoTおうちハック!」。築10年の一戸建てを、最先端のIoTハウスにできるのか? おうちハックで生活は便利になるのか? 筆者ななみんが2匹のねこと一緒に実証していく物語、第6話。

我が家では、るんるんさんとけだまさんという2匹のねこを飼っています。在宅時は、2匹の様子を常に見ていられるのですが、帰りが遅いときなどは、エサやりやトイレ掃除などのお世話がこまめにできないので不安になってしまいます。

その不安を少しでもIoTで解決しようと、以前には、カリカリマシーンを使った猫のえさやりのIoT化スマートプラグを使った猫の水やりのIoT化、最近では、えさやり機能付きのねこ監視用ネットワークカメラ「Petcube Bites」を利用し、外出先からねこを確認するなどの工夫をしてきました。

えさや水のIoT化ができたら、次はトイレのIoT化! ということで、今回は、ねこのためのIoTトイレ「toletta」を導入した様子をご紹介します。

ねこ用IoTトイレ「toletta」とは?

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https://toletta.jp

tolettaは、ねこのおしっこと体重の変化を自動で記録してくれるIoTトイレです。飼い主や獣医さんがデータを通してねこの様子を深く理解し、ねこの体調変化にいち早く気づくことを目的に作られています。

仕組みとしては、システムトイレをtolettaに置き換えることで、おしっこトレイの重さの変化からおしっこの量を記録するというものです。カメラも搭載しており、トイレにやってきたねこを撮影し、その画像からねこを判別するため、多頭飼いしていても、どのねこがいつどれだけの量のおしっこをしたのかを確認できます。

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けだまさん、初めてtolettaでおしっこをしてくれた!

猫を飼ったことがあれば分かると思いますが、ねこのおしっこは健康を測るバロメーターであり、飼い主はトイレ掃除の際に健康状態を確認します。tolettaを使えば、これまで飼い主が見ていたおしっこ管理をIoT化でき、外出中を含めた24時間の管理が可能になりますので、病気の早期発見などにつながるのです。

実は、るんるんさんとけだまさんも、腎不全に近い症状になったことがあります。再発を防ぐために、わたしは普段から2匹のおしっこの回数に気をつけていました。tolettaを使えば、丸一日おしっこをしていなかったり、逆に何度もおしっこに行っていたりすると通知が来るよう設定できるため、これまで分かりにくかった変化に気づくことができ、腎不全の予兆を把握できます。

tolettaのニャンバサダーに就任! 2月の発送開始に先駆けてtolettaを使っています

tolettaには、ねこヘルスケアの価値を世の中に広める活動を行う、ねこの健康大使「ニャンバサダー」という制度があります。わたしも450人以上の応募者の中から選ばれた9人のうちの1人としてニャンバサダーに就任できました! ニャンバサダーの特典として、2月22日からの一般向けの発送開始に先駆け、tolettaを使っています。

※一般向けの発送は2月22日です。ここで紹介する製品情報やアプリの機能等は、製品の完成時に変更となる可能性があります。

toletta1番の魅力! 多頭飼いにも対応、カメラで猫の顔を判別

toletta以外にも大手メーカーからねこのIoTトイレは発売されていますが、我が家で使うのは難しいものでした。なぜなら、多頭飼いの場合、個体を判別するために首輪にタグをつける必要があるからです。

tolettaは、首輪のタグではなくカメラでねこの顔を判別するため、ねこにストレスを与えないところが気に入りました。

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以前、首輪にQrio Tagをつけてみたら、そのあと大変なことに......

tolettaを組み立てる

tolettaを導入するためには、家にある全てのトイレを取り替える必要があります(toletta以外のトイレでおしっこしてしまうと記録できないため)。我が家ではトイレ3台をtolettaに置き換えました。

tolettaは、電子部品部分とシステムトイレ部分に分かれており、システムトイレ部分は一般のねこトイレと同様キレイに洗えるため、繰り返し清潔に使えそうです。

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システムトイレ部分と電子部品部分が分かれています

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隙間からRaspberry Piの基板が見えました♪

tolettaはLEDを備えています。これが意外と明るく、ねこたちが慣れてくれるか不安だったのですが、設定してすぐトイレでおしっこをしてくれたので安心しました。このLEDは、ねこの顔の判別のため明るさをキープする意味もありますが、tolettaを監修している獣医師によると、ねこのトイレはある程度明るい方が良いとのことでした。

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「これが新しいトイレかにゃ?」

はじめの数回で猫の顔を学習させる

本体の組み立てと設置が完了したら、次にアプリの設定をします。初期登録の際にそれぞれのねこの写真を登録しますが、はじめのうちはtolettaがねこを識別できないので、tolettaが撮影した写真一覧から、どちらのねこかを飼い主が手動で教えてあげる必要があります。何度か教えてあげたあとは、tolettaが自動でどちらのねこがおしっこをしたか記録してくれます。

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多頭飼いに対応、どちらのねこか教えてあげる画面

システムトイレに完全移行するまでは、おしっこの量は計測できない

tolettaを使うにあたり一点心配がありました。tolettaの計測の仕組み上、我が家でこれまで使ってきた、固まるタイプの猫砂が使えないのです。というのは、システムトイレ用の砂はおしっこを吸収せず、おしっこはそのままトレイに流れますが、tolettaはそのおしっこトレイの重さの変化からおしっこの量を計測しているからです。(固まるタイプの猫砂はおしっこを吸収するため、トレイでおしっこの量が計測されないことになってしまいます。)

これまで生きてきてずっと固まるタイプの猫砂でおしっこしていたけだまさんとるんるんさんに、少しずつシステムトイレに慣れてもらうため、従来の猫砂とシステムトイレの砂を混ぜて使うことにしました。加えて、システムトイレ用の砂も数種類用意し、どれが好きなのか試行錯誤をしながら導入を進めていきました(ストレスを与えてはいけないので試行錯誤です)。

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丸いものと、ウッドチップのものを用意し、どちらが好きか検証

使い始めて約1ヶ月、2人のおしっこの量以外に分かったこと

前述の通り、我が家のねこはまだ完全にはシステムトイレに移行できておらず、おしっこの量は計測できていませんが、その中でも新たな発見がありました。

まずは、おしっこの回数です。ねこの理想的なおしっこ回数は、1日3〜5回と言われています。toletta導入前は、帰宅してからトイレの痕跡を見てもどちらのおしっこか判別ができないため、手掛かりがありませんでした。しかしtolettaを導入してから、どちらも1日3回ほどトイレに行っていることが分かり安心しました。システムトイレに完全移行できればおしっこの量まで分かるので、より細かく把握できそうです。

2つ目はトイレにいる時間です。わたしはtoletta導入前は、ねこがトイレにいる時間には興味がなかったのですが、数字で表示されると興味が出てきました。けだまさんのトイレ時間が平均1分に対し、るんるんさんのトイレ時間は平均2分。雑誌「ねこのきもち」によると、ねこがうんちで踏ん張っていい時間は1分まで。トイレにかかる時間は個体差があるようですが、このtolettaのデータがきっかけとなり、在宅時に2匹のトイレシーンをよく観察し、健康状態に変化がないか確認するようになりました。

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けだまさんがトイレをしようとやってきた

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るんるんさんがウンチのあるトイレにやってきた。汚れててごめんなさい。

tolettaが撮影した写真も可愛く面白い

tolettaは、トイレにねこが入って来たことを重さで検知し、トイレの奥に設置されているカメラで撮影を開始します。計60枚の画像が見られる仕様で、外出先からでも可愛いトイレシーンの写真がたくさん見られるという点も気に入りました(親バカ)。我が家では、tolettaの他にもネットワークカメラを複数設置していますが、部屋全体が映るよう配置しているので、下からのアングルでねこの顔を撮ったことはこれまでなく、意外な顔の2匹が撮れて新鮮でした!

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左:ハムスターみたいなけだまさん、右:変顔のけだまさん

ただ、改善の余地もあると感じました。現状使っているアプリでは、60枚の連写のタイミングが早く、用を足す直前で終わってしまうのです。飼い主としては、おしっこやうんちをしている様子も見たいので、もう少しシャッターをきる間隔を長くするか、一部始終を動画で見られると嬉しいです。

完全移行に向けて着々と準備中

tolettaを導入して1ヶ月が経ちますが、まだ、2匹にシステムトイレへ完全移行してもらうことができていません。ねこは少し神経質なところがあるため、新技術の導入も手探りになってしまうのは仕方ないでしょう。少しずつ慣れてもらい、おしっこの量の管理ができるのを気長に待ちたいと思います。

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tolettaの組み立て中にひょっこり出てきたけだまさん

文:ななみん

通信会社に勤務し、自転車シェアサービスの立ち上げ、スマートフォンの開発、Fintechサービスの立ち上げなどを経験。好きなものは、新しいガジェット、ネコ。好きな人は、アインシュタイン、ショパン。引っ越しをきっかけに自宅のIoT化に挑戦中。

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