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女子が求めてたIoTデバイス!tsumugのコネクティッド・ロックも!『IoT女子会』:高町咲衣のIoTレポート

総合モノづくり施設であるDMM.make AKIBAが主催する、女性向けのIoT勉強会「IoT女子会」で、株式会社tsumugコネクティッド・ロック「TiNK(ティンク)」が紹介されました。今回初めて参加したというIoT女子としても活躍中の高町咲衣さんにイベントのレポートをしてもらいました。

こんにちは!普段歌手や声優、IoT女子としても活動中の高町咲衣です!今回IoT女子会に初参加してきたのでレポートしたいと思います。会場となったのは、日本オラクル本社ビル!

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IoT女子会初参加の高町咲衣さん

IoT女子会とは

「IoT女子会」は、総合モノづくり施設であるDMM.make AKIBAが主催でされているコミュニティ!
IT系の方々もハード系の方々も、実際には本当にたくさんの人が関わっているIoTの世界ですが、どこか「男性」のイメージが強いという印象もあったそう。
そんな中、女性主導でIoTを盛り上げてもいいじゃないか!というコンセプトで発足し、イベントやセミナーを開催しているそうです。

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IoT女子会の目的は女性主導でIoTを盛り上げること

また、IoTについて知っていても身の回りにIoTで語り合ったりシェアしたりできる人がいなかったり、といった環境も多いそうで、こういった会を開くことでいろいろな人が集まり、IoTなどについて情報交換したりシェアしたりできる場を提供できるという側面もあるようです。

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会場に集ったのは女性ばかり

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有益な情報はメモメモ

この日は女性にとって身近になりそうなIoTデバイスや、女性に限らず新しい暮らしを支えるIoTデバイスの紹介、それらの開発経緯をレクチャーいただいたり、発売前製品の体験会、意見交換などが行われました!

3名の登壇者による発表

コネクティッド・ロック「TiNK」

tsumugのコネクティッド・ロック「TiNK」は、ドア鍵の開閉をスマートフォンアプリや認証キーにて管理できる、次世代のIoT鍵デバイス!
「コネクティッド・ロック」という言葉がまさにキーワードとなっていて、「セキュアな空間とパブリックな空間を繋ぐ未来の鍵」であり、「鍵のない世界を作ろう」という目標なんだそうです。

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TiNKのハードウェアデザインを担当した上町 達也さん

従来のスマートロックと違うのは、sakura.ioが使われており、常時鍵自体がLTE通信を行なっているため、Wi-Fiの設定などは必要なく、設置すればすぐに使えるようになっている点です。

6ケタの番号をスマートフォンアプリから生成し、その番号を鍵として使います。
家族で生活している人であれば、家族それぞれに個別の番号を割り振ることで、「誰がいつドアを開けたか」というのがわかるようになっています。お子さんがいつ学校から家に帰ったか、といった情報もこれで取得できますね。

ドアの開閉履歴は、アプリにログとして残ります。
また、ドアには「室内機」と「室外機」のふたつの機器を取り付けることになりますが、これらのバッテリー状態も常にアプリで確認することができます。
バッテリー残量が無くなってきたら、通知を入れてくれたりもするそう。万一バッテリーが切れてしまった場合でも、スマートフォンアプリを通じてロック解除が可能なので、締め出される心配はありません。

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展示されてたtsumugのコネクティッド・ロックTiNK

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tsumugのしくみ

生成した鍵番号に有効期限を設定できる

たとえば、今日いとこが家に遊びに来るとして、3日間泊まっていくとします。従来であればコピーしたスペアキーを渡すなどする必要がありますが、あまりセキュリティ的に良くはありませんね。落としたりしたら…という不安もあります。

TiNKは、有効期限を設定して鍵番号を生成することができるんです!例の場合だと、3日間だけ使用可能な番号をいとこに教えることで、リスクを最大限減らすことができますね。

他にも、たとえばマンションの全部屋にTiNKを導入することで、空き部屋に不動産が入居希望者を連れて見学に来る際、いちいち大家さんが鍵を渡しに行かなくても、1時間限定の鍵番号などをメールで送れば済んでしまいます。

「民泊」や「Airbnb(エアビー)」などにも有効活用できそうです。

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液晶のタッチパネルが鍵になっている

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鍵が開きました!

いろいろな活用例

「TiNK」のプロダクトサイトの下のほうに、動画が5つ載っていて、さまざまなシーンでの活用例がわかりやすく紹介されています。「こんなサービス実現できたらすごい便利だな」と思ってしまう、面白い動画でした!ひとつ30秒くらいなので、ぜひ見てみてください。


【TiNK】#もう許してあげない編 キーシェアリング機能

家の鍵を時間限定で生成できる、つまりは使い捨て再利用不可の鍵を簡単に渡すことができると考えれば、さまざまなサービスとの連携が期待できますね。
自宅のみでなく、会社の倉庫なんかに利用するのもいいかもですね。

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いろいろなシーンで活用できそう

TiNKを開発した、tsumugの内情

tsumugは、なんと…社員は0で、代表の牧田さんが所属しているだけとのこと!個人事業主、もしくは法人をもった人が集まって、お互いの「得意なこと」を持ち寄って、それによって成立している「新しい働き方」を実践している会社なんだそうです。

「会社」は英語で「Company」と訳すことがありますが、「仲間」という意味を持った英単語でもあります。
どちらかと言うと、「会社」というよりも「仲間」的な側面を強く感じる形態ですね。だからこそ、tsumugはみんな自分事のように協力しながら作っていけるのかもしれません。

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当日はtsumugのステッカーも配られた

しっぽコール

「しっぽコール」は、株式会社ルースヒースガーデンと合同会社techikaが共同開発している、防犯バッグチャームです。
見た目、すごくオシャレなデザインで、言われなければIoTデバイスだとは思いもしません!

私も覚えがありますが、夜道に女性一人で歩くのは、けっこう怖いです。
しかし学生ならともかく、社会に出てしまうとなかなかそうも言っていられないもの。そういった不安を解消してくれる、まさしく女性向けのIoTデバイスと言える製品です。

気軽に使えて、また、デザインをオシャレにすることで毎日ちゃんと身につけることができる、という点がポイントです。

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しっぽコールは常に着けたくなることが重要

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しっぽコールについて説明する奥出えりかさん

しっぽコールの、2つの機能

「しっぽコール」には機能が2つあり、「リスク管理」を考えたときに、それぞれ違う役割をもっています。

1つ目は、「未然に防ぐ」リスク管理です。バッグチャームのしっぽを強く握ると、自分のスマートフォンに大音量で着信が入るという機能。
防犯ブザーと違って着信音なら恥ずかしくないですし、気まずくもなりません。「気楽に使える」というのは、こういった防犯製品ではとても大切なことだと思います。

2つ目は、「起きてしまったときに、なんとかする」リスク管理です。バッグチャームのしっぽを引っこ抜くと、予め設定しておいた人に、GPS情報等が送信されます。
きちんと実用性を考えて設計された、女性による女性のための防犯IoTデバイスです。

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しっぽコールの音量にビックリ!

AIとIoTを駆使した化粧鏡「novera mirror」

「novera mirror」は、プロのメイクアップアーティストさん監修で、カメラで認識した顔の情報を読み込み、AIがアドバイスをしてくれます。

「あなたを笑顔にする化粧鏡」がキャッチコピーで、コンセプトは「まだ見ぬ魅力的な自分と出会える化粧鏡」だそうです。
スキンケアやメンタルケアの専門家の監修も入っている製品で、ただ漠然と「キレイになろう」というのではなく、自分自身に自信と希望がもてるように、鏡に向き合ったときに「ネガティブにさせない」、そんな根本的なメンタルの部分から女性と向き合った製品です。

面白いのが、なんと男性3人で作っていたんだそうです!そこに各分野の専門家の監修が入り、「女性の手もきちんと入っています」とアピールして、会場の笑いを誘っていました。

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novera mirrorについて解説する代表取締役CEOの遠藤 国忠さん(中央)

私も体験してみました!

実際に体験させていただきました。まずメイクテーマで「華やかな顔」のイメージを選択してみると、自分の顔のタイプを診断してくれます!ちなみに私は西洋系の顔なんだって!ファンデーションをどのくらい塗って・・・などの細かいアドバイスの他、タレ目で優しい印象ですね!とか自分の好きな声優さんの声で褒めてくれます!褒めてもらえて気分的にもハッピーになれました!

たしかに、気分が優れないときは表情も元気がなくなるので、まずポジティブになること、というのはとても大切なことですね。

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鏡の中に文字が現われる

製品の体験会も行われました!

発表のあった3つの製品に加えて、オラクルさん、DMM.make AKIBAさんのブースもありました。

オラクルでは「Oracle Cloud」を使用したIoTサービスの紹介が、DMM.make AKIBAではペーパークラフトで動物の模型を作ってみる体験ができました!

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DMM.make AKIBAのブースにあったペーパクラフト!

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オラクルブースの「Oracle Cloud」

tsumugのコネクティッド・ロック「TiNK」のコーナーでは、実際に番号を入力し鍵の開け閉めを体験!反応も素早くスムーズな動作でした!見た目もおしゃれでキレイです!

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IoT女子が多いだけにみんな製品に興味津々

「しっぽコール」コーナーでは、しっぽコールを実際に鳴らしてみたり、複数ある形状のサンプルの中から欲しいデザインの調査や、実際に購入するならいくら位がいいか?など来場者さんと製作者さんとの間で意見交換されました!

女性ならではの感性を生かして開発するチャンス

それぞれの企業がそれぞれの方法でIoTデバイスの開発を始めていました。
(まず販売のルートや大手企業との協業を先に確立するパターンや、本当に必要な製品かどうか実証実験を繰り返してから開発に入ったり、身近な人の意見を取り入れつつハードからどんどん制作しトライアンドエラーを行っていくなど)。

それぞれの経緯をお聞きして、「自分がやりやすいところ」からのスタートで良いのだなと感じました。

また、女性が日常的に実際使いたいアイテムやデバイスというのはまだ少ないようで、女性ならではの感性を生かしてどんどん開発してみるチャンスかなとも思いました。

既存の製品にAIやIoTの技術をプラスしていくことで、従来あった製品の性能から利便性が格段にUPするものも多そうです。
私も今回紹介されたような便利なアイテムを自宅や日常生活で利用してみたいです!

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