withコロナ時代だからこそ、新しい価値観で生きる tsumugが「New Norm Consortium」発足!

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tsumug(ツムグ)は4月16日に、賛同する19社4名の企業・個人と連携し、よりよい生き方を職環境と住環境の視点から研究、社会実装を目指し活動する「New Norm Consortium(ニューノーム・コンソーシアム)」を発足しました。このコンソーシアムはどのようなものなのでしょうか。

これからの時代にあった新しい職住環境の実現に向けて

現在、新型コロナウイルスの影響で、在宅ワークを余儀なくされたり、一方で全国に自粛要請が出る中、それでも危険を冒して会社に出社しなくてはならない人たちも多くいるという、まさに未曾有の世の中へと変化しつつあります。

しかしこのような未曾有の状態を単に一過性のものと捉えて耐え忍ぶのか、あるいはこれを機に、今まで常識と思われていた一挙集中型の大型オフィスを見直すチャンスと捉えるのかで、コロナ後の世界は大きく変わっていくでしょう。

現在、自粛要請は5月6日までとなっていますが、実際のところ、いつまでこの状態が続くかはわかりません。であれば、このような事態を嘆くよりも、このような状態でも問題なく過ごせる職場環境、住居環境を整えたほうが、より建設的と言えます。

そこで発足したのが、オンラインを前提とした、これからの時代にあった新しい職住環境の実現に向けた調査・研究開発をする団体「New Norm Consortium(ニューノーム・コンソーシアム)」です。

ちなみに「New Norm」は、ラテン語で「規格」や「標準」を意味する「Norma」を語源としており、「新しいあたりまえ = New Norm」を創造していく、という思いで名づけられました。

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“新しいあたりまえ”をつくっていく このコンソーシアムにtsumugが込めた想い

このコンソーシアムの中心メンバーであるtsumugの牧田恵里 代表取締役社長は、以下のようにコメントしています。

tsumugとして昨年から取り組んでいた空室利活用サービスのTiNK Deskが、COVID-19が流行しはじめた時期より何社かの企業から「自社専有の分散拠点として活用したい」というお話をいただくようになり、あらためてこれまでの"当たり前"が通用しない、これからの時代の職住環境について考えるようになりました。ウイルス共存時代を想定してtsumug役員メンバーとほぼ毎日議論し、動いていく中で、他の企業のサービスも組み合わせた形で社会実装するためのNew Norm Consortium立ち上げに至りました。


正直、「コンソーシアム」の参加も運営も経験がなく、「共同体と言っても、お互いの利害が絡むと新しいものも生み出しにくくなるのかも」「運営も大変そうだし、今そんなことをやっている場合じゃないんじゃないか」と悩みもしたのですが、立ち上げまでの10日間で、自分の中に残っていた不安は一気に解消されました!


今回のNew Norm Consortiumは、オンラインでのやり取りだけで各社の賛同をいただいています。しかもお誘いしてから今日までの10日間で、19社4名の方々にご賛同いただき、さらにはすでに3回の検討会も開催しています。今後の活動もオンライン主体(Slack, Backlog, esa, Zoomなど)で動いていきますが、そもそもこのコンソーシアム自体が時代の変化なのではないか、と感じるほどのスピード感です。確実に単なる議論だけでなく、社会実装まで進めるコンソーシアムなんだと確信しました。


取り組みはこれからですが、これからの職住環境の『新しいあたりまえ』を創るべく、邁進します!COVID-19が続く未来のことを考えているわけではなく、その先のまた違う局地的な災害やパンデミックがくるような世界でも、皆で明るく過ごせる未来はどうあるべきなのかを創造していきます。


また、同じくtsumugの小笠原治 取締役も、このコンソーシアムについて以下のように語っています。

緊急事態宣言が出るぞとハッキリした4月6日
俺らにできることは?と自問自答だけじゃ大きな行動が生み出せないので、勝手に仲間だと思っている人たちに相談。


結果、withコロナをきっかけに働き方や暮らし方が変わるのはもう決まっているのに、今までにみたいに不確実性に目をつぶって生きていくのは苦しいはず。そんなの嫌だし楽しく生きたい。
そんな話から、新しいあたりまえを問い続け、仮説を実行し続けるために集まろうとNew Norm Consortiumは生まれました。


たった10日間のオンラインのみのディスカッションで20社4名のコンソーシアムが動き出すことに、言い出しておいて何なんですが、みんなバカなの?(いい意味でw)とビックリというか、もう変化しているやんと。小さなスタートアップだけじゃないのに。時間って質量次第だと思っているから大きな組織は僕ら小さな組織の何倍もの速度と熱量で判断してくれた気がしてます。(ごめん何言っているかわからないよね、最近、時間と重力とか質量の話にハマっていてw)


tsumugとして、これからの働き方を心地よくする空間サービスを提供しようと昨年11月ごろから実証を繰り返しているタイミングで時代が先に変化しちゃったので、更にスピード上げていかないといけないと少し焦りもありましたが、こういったメンバーでtsumug1社のサービスって視点だけでなく、これからの新しいあたり前を考え実行していく機会に恵まれたなぁと参画メンバーには深く感謝です。


リリースやWebにも書かせていただいてますが、“新しいあたりまえ”を怖がらなくていいようにわかりやすく伝えていきたい想いがありますので、まずは調査・ガイドライン・認証という順番で変わっていく働き方や暮らし方に寄与するサービス・プロダクト・コンテンツ・活動などを知っていただける仕組みをつくっていきます。

こんな事態だからこそ、今できることを最大限やる。そのための手助けとして、コンソーシアムが機能する。そうして生まれるであろう新しい価値観をもった新しい時代が、もう目の前にやってきています。


コンソーシアム賛同メンバー

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New Norm Consortiumに参画を表明したメンバーは以下の通りです。

法人メンバー(50音順)

株式会社アイスタイル
特許業務法人 iPLAB Startups
アル株式会社
株式会社CAMPFIRE
グレートジャーニー合同会社
さくらインターネット株式会社
シャープ株式会社
Japan Digital Design 株式会社
株式会社スマレジ
株式会社tsumug
株式会社デジタルハーツプラス
株式会社電通
株式会社日本総合研究所
株式会社ヌーラボ
BASE株式会社
株式会社マネーフォワード
Mistletoe Japan合同会社
株式会社リコー
リンクトイン・ジャパン株式会社 (LinkedIn Japan)
ログミー株式会社


個人メンバー(50音順)

小笠原 治(京都芸術大学 教授)
川原 圭博(東京大学 教授)
Sputniko!(アーティスト)
水野 祐(シティライツ法律事務所 弁護士)


中でも、デジタルハーツプラス代表取締役の畑田康二郎氏からは、以下のようなコメントをいただきました。

デジタルハーツプラスは、「異能が活躍するプラットフォーム」となることをビジョンに掲げ、障害のある方々一人一人の特性に配慮し、お互いが認め合ってその才能を輝かせ、成長していける環境構築に努めてきました。


現在、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、急激にリモートワークへと社会が移行しつつありますが、これは多くの健常者が「移動に制約がある」という障害に直面し、社会が障害を克服するために急激に変容していると捉えることもできます。場所に依存しない働き方が進展することは、移動に制約があることを理由に働くことが叶わなかった多くの障がい者雇用にも結び付くはずです。


加えて、場所の制約を克服するためにデジタル依存度が高まると、サイバーセキュリティのリスクが増大します。デジタル社会の安全・安心を確保するためには、対人コミュニケーションが苦手であっても、一つの作業を完遂するためにひたむきに作業する集中力に長けた「異能の人財」が活躍する領域が広がるはずです。


こうした背景の下、デジタルハーツプラスとしてNewNorm Consortiumが掲げている「新しい職住環境」について研究し、その実現に向けた取組を行うことは非常に有意義であると考え、参画することとなりました。

また、グレートジャーニー代表の安川 新一郎氏からも、以下のようなコメントをいただいています。

グレートジャーニー社では人類史を俯瞰する視点から、人間にとっての本来の生き方や生活のあり方、経済や会社・コミュニティのあり方を探求し、近未来の働き方、組織のあり方、キャリア形成、能力開発について企業研修や大学授業などの形で啓蒙活動してきました。


これまで資本主義とそれに伴う都市化、グローバリゼーションなどによって、感染症が定期的に人類を脅かす環境が形成されてきました。この新型コロナウイルスの感染拡大と長期化を契機に、テクノロジーを活用したSmart Social Distancing - 「新しい職住環境」を研究し、「人々が絆を深めつつ自由に旅しながら豊かに生きていく」、そのような社会の実現を目指したいと思っています。


社名の由来は、現生人類が20万年前に東アフリカで誕生した後、新しい環境に進化適応しながら全世界に移動拡散していった5万キロの旅「Great Journey」に因んでいます。人類がこれを機に新しいあたりまえ「New Norm」の旅に出ることを祈念しています。

今後のスケジュール

New Norm Consortiumの今後のスケジュールは以下の通りです。


4月28日(火):第1回オンラインイベント「New Norm Meeting Vol.1」

コンソーシアムメンバー代表者がオンラインで集い、withコロナ時代をむかえ浮き彫りになった社会の変化や課題を抽出。その上で、各社・団体がもつリソースや取り組みたいことを出し合い、新しい職住環境の実現に向けてコンソーシアムの今後の活動内容を検討。

2020年5月:「New Normリサーチ」の実施

コンソーシアムメンバーを中心に、「新しいあたりまえ」創りのヒントを探るオンラインリサーチを実施。とくに職住環境に関して、withコロナ時代における変革のタネを見つけることを目的とする。

2020年6月:「New Normアクション」の発表

New Norm Consortiumが主体となって実施する、新しい職住環境をつくるアクションを発表。アクションのひとつとして、新しいあたりまえを創り出すサービス、ツール、プロダクト、コンテンツ、ならびに、企業や団体、個人、行政の活動に与える「New Norm認定」を整備。「New Norm認定マーク」も発表。

2020年7月:「New Norm認定」スタート

新しいあたりまえを創り出すサービス・プロダクト・コンテンツのほか、企業・団体・個人・行政の活動を認定。


オンラインイベントはどなたでも閲覧可能です。New Norm Consortium Webサイトからお申し込みください。


文:藤倉涼

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