新時代のホテル利用!客室を「セルフワークスペース」として使ってみた【福岡・小野靖弘編】

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tsumugが提供する、フリーランスや複業従事者・リモートワーカー向けのワークスペース「TiNK Desk」。感染症対策のために一時休業していましたが、ここにきて再開されることになりました。そこで、東京・福岡に拠点がある「TiNK Desk」をtsumugのメンバーが実際に使ってレポート。二回目は福岡の小野靖弘さんが、ホテルの空室を利用した「TiNK Desk レジデンシャルスイート福岡」を紹介します。

ホテルの空室を「快適に作業できるワークスペース」に

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レジデンシャルスイート福岡は、福岡県福岡市のももち浜エリアにあるコンドミニアムホテル。 最寄駅は西新駅で、小学校から大学まで多くの教育施設が並ぶ「サザエさん通り」を抜けた、自然豊かな海沿いの閑静な住宅地の中にある

昨今の新型コロナウイルスの流行で、さまざまな業種が大きな影響を受けましたが、中でもホテル業界は、外出の自粛により観光客が激減し、多くのホテルが空間をもてあましている状態が続きました。

一方で新たな空間を求めている人々もいました。これまで日常的に使っていたリアルな職場を失い、本来仕事場ではない「家の中」という環境で、仕事や作業をすることを強いられたリモートワーカーです。

そこで、このホテルの空室を「快適に作業できるワークスペース」にして、双方をつなごうという新しい実証実験が始まりました。それが「TiNK Desk レジデンシャルスイート福岡」です。

tsumug.com

www.trs-fukuoka.co.jp
 
 

TiNK Desk ってなんだ?

「TiNK Desk」はLINEのフレンド登録と簡単な会員登録のみで、だれでも15分から利用可能なワークスペースです。

細かな作業や資料作成に欠かせない大型モニターや、各種充電設備を備えた個人ワーク向けの机だけでなく、拠点によっては打ち合わせで利用可能な会議室を備えています。

予約などの手続きはLINEのトーク画面だけで完結し、対面での煩わしい手続きは不要。LINE経由で入り口の鍵を解錠したら、すぐに仕事や作業に取り掛かれます。(公式ホームページより)
tsumug.com

 

まずはアカウント登録から!

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まずはLINEでアカウント登録

TiNK Deskの利用を始めるには「TiNK Desk アカウント」を作成します。その後、自身のLINEアカウントとTiNK Deskアカウントを連携させることで、その後の操作をすべてLINE上でできるようになります。

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LINEの画面上ですべての操作が可能
施設の検索や、利用の予約、実際の施設の解錠や利用料の支払いまで、すべてLINEの画面上で可能です。新しくアプリを追加する必要などがなく、慣れ親しんだLINEで操作できるのは非常にありがたいです。

 

いざ! TiNK Desk へ

さて、ここから実際の現地からリポートします。

LINEでアカウント登録後、利用予約を済ませ、レジデンシャルスイート福岡へ。福岡市には「Chari Chari (旧meruchari)」というシェアリングバイクが展開されており、レジデンシャル福岡にもChariChariポートがあるため、昨今のコロナ禍の中でも、電車を使わずシェアリングバイクで安全にアクセスできました。

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福岡市のシェアリングバイク「Chari Chari」

ホテルのフロントの様子です。南国感がありますね。敷地内には同じような建物が並んでいますが、フロントがある入り口から施設に入ります。

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ホテルの入り口。フロントがあるがそこはあえてスルーして奥に向かう

入ってみると、ホテルならではのフォーマルさがあり、ホテルの雰囲気によって、「これから仕事をしにいくぞ!」というオンオフが切り替わるような感じがして、なかなか心地がよいです。

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フロントの奥にある客室棟の入り口。操作盤で中に入る

LINEの画面案内に従って、フロント奥の客室棟の入り口に進みます。客室棟の入り口にある操作盤を使って入場できるフローになっています。

ホテルに到着後、ここまでフロントとのスタッフとも接触することなく入館できました。棟内3階にいくと、一般的なホテルの客室に「TiNK Desk」の看板がありました。

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TiNK DISKの入り口。LINEで解錠
ここで、LINEの画面から解錠し、入室します。

 

TiNK Desk、入室

中に入ると、一般的なホテルの客室からは想像できない空間が広がっていました。少し進んだところには案内図があり、その先のワークルームには、白いパーティションで区切られた作業空間が並んでいました。

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中に入るとパーティションが。入り口からの視線は遮られている

入り口からの視線が遮られているところに、一般的なコワーキングスペースにはない "集中して作業をする空間" としての配慮が感じられます。

実際のワークステーションの内装を見てみましょう。各種モバイル充電設備に加え、USBハブやモニターも準備されていました。

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机以外は目に入らない
視界には机以外は映りません。しかし完全に密閉された空間というわけでもなく、換気もされています。程よい解放感がありながら、机と向き合うだけの半オープン、半個室の空間。集中と休憩を交互にできそうなデスクスペースです。

 

作業開始!

この記事はこのTiNK Desk で執筆しています。隣にはホワイトボードが設置されており、アイデア出しや構成作りなどに非常に役立ちました。そして、腰痛持ちの筆者にはありがたい、スタンディングデスク!

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パーティションがホワイトボードになっている。もちろん机は自動昇降機能付き
充電機器などの周辺設備も常設されており、「PC以外の荷物を取り出す」という準備プロセスがないたいめ、スムーズに作業を始められたのが非常に印象的でした。

そして作業を始めてみると、パーテーションによって視界が遮られているので、"他者からの視線"という、カフェやコワーキングスペースなどの共有スペースでありがちなノイズがまったくなく、自分と真に向き合える没入体験が得られました。

 

オンとオフ

入室して数時間が過ぎたころに、ワークスペースとミーティングルームの間にあるキッチンに、カフェスペースが設置されていることを発見しました。

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コーヒーが自由に飲めるカフェスペース
そこにはネスカフェのマシンがあり、カフェラテからアメリカーノまで4種類のドリンクを選択できます。

また、ドリッパーセットを使って、コーヒーを豆から淹れる設備も準備されていました。一見すれば、コーヒーを淹れる作業は、マシンと比べて手間のように見えますが、その一連の単純な作業と、コーヒーの匂いを入れる過程を楽しむことで、かなりリフレッシュできました。

 

寝室でミーティング

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ミーティングルームにはベットサイド設備の名残が
ワークステーションの奥にはミーティングルームが用意されていました。ベットサイド設備の名残があることから、元は寝室だったと推測されますが、元からミーティングルームだったのでは、と思わせるような自然な雰囲気でした。

 

社内ミーティングをしてみた

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大型モニターでミーティング
ミーティングルームには、大型のモニターが常設されており、メンバーの顔を一覧的に表示したり、1人の相手を大きく映したりできます。大きな画面でミーティングをしてみて初めてわかったことですが、相手を等身大に近い大きさで表示することで、より直感的なコミュニケーションがとれた気がします。

「出張でホテルに泊まって、そのままTiNK Deskからミーティングに参加する」

いい環境で電話会議することで、"リモート時代にいち早く対応した人類" になれるのではないでしょうか。

常設されている広角カメラとデカいホワイトボードを使えば、超デジタルな設備を駆使しながら、超アナログな方法でアイデア出しや議事録をとれるかも。

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あえてアナログな使い方も

 

ホテルのワークスペース、TiNK Deskを使ってみて

昨今のコロナウイルス 感染流行下では、できる限り家にいることを強いられますが、一方で自分の作業に集中する時間が作りたいと思う人もいると思います。ONとOFFを切り替えるために、どこか外で作業したいというニーズは、筆者を含め多くの人が抱えるニーズです。

しかし、カフェ空間や現存するコワーキングスペースなどでは、どうしても受付などで人と接触したり、共有空間での作業となるため、コロナウイルスの感染リスクが伴います。

このホテルの中で運営される無人のワーキングスペースは、受付から入場まで無人で完了でき、実際の作業空間もパーテーションで区切られているので、心理的に安心して作業できました。

そして、実際に作業をしてみると、TiNK Deskのワークスペースは、"自分と向き合うだけ" の空間であり、すべてのリソースが作業につぎ込める環境。自分のパフォーマンスを120%発揮できるようなワークスペースだと感じました。

 

モニター募集中!まずは無料で使ってみて!

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7月7日に福岡市中央区大名と百道浜に「TiNK Desk」新規2拠点をオープン

TiNK Deskサービスは簡単なLINEの利用登録から誰でも利用できます。現在福岡県のTiNK Deskでは、福岡市との実証実験期間中ということで、無料で数時間の利用ができるクーポンも配布されています。
この機会にぜひ、新時代のホテルでの「TiNK Desk」を利用してもらいたいです。

文:小野 靖弘

1996年福岡生まれ。元銀行員。2019年よりtsumugサービス開発部門に参画。

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